読売新聞で、アサイーのアグロフォレストリー農業について紹介されています。
アサイーは、ブラジル北部パラ州に生育するヤシ科の植物です。 実がとれるまでに4年ほどかかり、3~6キロ・グラムのほうき状の房に、ブルーベリーのような色と形の実がなります。 実のほとんどが種で、食べられるのは実全体の2~5%。 人が木に登って一つ一つの房を手で収穫し、実をとっていきます。
酸味も甘みもなく、産地では、ピューレ状につぶしたアサイーを魚のフライやエビのソテーにかけたりつけたりして食べるのが一般的でした。 2000年頃、加工技術が開発されてサンパウロなどの都市部に広がり、おわんで他の果物などと一緒いっしょに食べる「アサイーボウル」というおしゃれなスタイルが生まれました。
アサイーは、抗酸化作用のあるポリフェノールがブルーベリーの約18倍、食物繊維がゴボウの約3倍、鉄分やアミノ酸も豊富です。 疲労回復や貧血の改善などが期待され、スポーツ選手らにまず注目されました。
アサイーボウルが生まれたのは、2000年頃と、最近なんですね。
昔から受け継がれてきた伝統食かと思っていましたので、意外な驚きでした。
参照