「生のカカオ」とは、どういう製品なのかを解説した、オーガニック製品販売を手がける方の記事です。
So, What's All This About Raw Cocoa?
チョコレートの健康効果は様々で、多くの情報があります。
体重減少やダイエットに良いというのもその一つです。
ダークチョコレートには、コレステロールを抑える働きもあります。
ココア関連の健康を強調する表示には、「生のカカオ」が関係しています。
これは正確には、何を意味するのでしょうか?
それはココアパウダー、ココアバター、ココアリカーにされる前に、ココアが調理されているかどうかでしょうか?
さて、その質問へ即答すると、答えはノー(No)です。
カカオ豆は、処理される前に、調理はされていませんが、乾燥し、発酵されます。 通常、生の食品と言うと、一般的に40~46度(℃)で調製された食品のことを言います。 それは、完全に自然食品であり、カカオポットの中のカカオ豆と周りのパルプ部分を太陽の下で乾燥させ、発酵するプロセスは、多くの場合、この範囲の温度以上になります。
豆の粉砕、および圧縮プレスするプロセスは、通常、十分に生の範囲を超え、120度(℃)を超える温度にさらされます。 これは避けられないプロセスです。
すべてのココアパウダー、ココアバター、ココアリカー(つまり、すべてチョコレート)は、それ自体、「生」ではありません。 カカオは、どのような方法で調理されようと、それは生の温度範囲には収まりません。
そこによくある噂があり、もっともらしい主張は、ほとんどの場合、「コールドプレス」のココア製品、ココアバターを謳っているものです。
別の短い答えは、これです。
オリーブオイルのように、コールドプレスされたココアバターは存在しません。
オリーブオイルとは異なり、ココアバターは室温で液体でないため、コールドプレスすることはできません。
コールドプレスされたココアバターを販売して商売しようとする販売会社もありますが、それは真実ではないので、我々はその主張をすることはありません。
また、脱臭ココアバターは、通常、明らかに生の範囲を超え、温度を上げて蒸し、脱臭されています。
だから、「生のココアと生チョコレートはありますか?」という質問に対する答えは、ノー(No)でありイエス(Yes)です。
純粋な、生の食品にこだわる人は、ノー(No)と言うでしょう。
生の食品にこだわらない人には、イエス(Yes)です。
いずれにしても、私たちのココアは、調理されることはありません。 添加物や化学薬品も使用していません。 私たちのココアは100%天然であり、オーガニックなココアパウダーなのです。
我々は、おいしいものを作る生食品分野の仲間を疎外したくはありませんが、不誠実にもなりたくありません。 だから、私たちは多くのことを質問される前に、答えておきたかったのです。
結局、「コールドプレスカカオ」とは、何なんでしょうか?
ショサイのチョコレートは、乾燥、発酵のプロセスが無いんでしょうかね?
でも、それだと発酵食品としてのチョコレートの価値がなくなってしまいますよね。
何だか、わからなくなってきてしまいました(笑)。
今度、機会があったら、ショサイの方に、しつこく質問してみることにしましょう!
参照
So, What's All This About Raw Cocoa? - Ingredient-Supply.com