チョコレートの成分が、糖尿病を防ぐ。
How dark chocolate could help ward off diabetes risk
赤ワインやベリーなどの果実で発見されたものと同じ成分が、チョコレートにも発見され、病気を予防することが研究から明らかになってきています。
スーパーフードと称されるフラボノイドを多く含むチョコレートを摂取すると、2型糖尿病を防ぐ効果があります。 フラボノイドは、インスリンの低下を抑え、より良好な血糖調節を行ってくれます。
これらの成分は、植物由来の食品、特に、タマネギ、リンゴ、ベリー類、ケール、ブロッコリーに最高濃度で含まれています。
フラボノイドの一種のフラボンが、パセリ、タイム、セロリで発見され、 ベリーなどの果実、赤ブドウ、ワイン、赤青色の果物や野菜、ハーブなどから、同じフラボノイドの一種のアントシアニンが発見されています。
約2,000人を対象に行なった研究では、これらの食品を摂取すると、炎症が抑えられ、糖尿病、肥満、心血管疾患および癌などを抑制する効果が見られました。
チョコレートやワインのように不健康と考えられてきた食品が、このような有益な物質を含んでいることがわかったことは、興奮に値する発見であると研究者たちは述べています。
ベリー類、リンゴや梨などの果物、野菜をたっぷり使って、健康的な食事をするべきですが、健康上の利益が上回るように、赤ワインやチョコレートを食べるときには、アルコールやそのカロリー摂取量には注意が必要です。
チョコレートに含まれるフラボノイドには、血糖調節を適切に行なってくれる働きがあるんですね。
チョコレートに生かされている、そんな気分です。ありがたく、いただきましょう。
参照
How dark chocolate could help ward off diabetes risk - Powerwilly.com