元銀行家が、退社後に、ペルー北部でカカオ栽培のプランテーション事業を創業したというニュースです。
チョコレートが値上がりする中、クレディ・スイス・グループ の元バンカーが、アマゾン盆地でのカカオ豆栽培の復活支援に一役買っている。
研究者の間ではカカオ豆は中南米が発祥の地とされている。アステカ族がかつて「神の飲み物」と呼んでいたチョコレートは、この地域を征服したスペイン人によって欧州にもたらされた。そして今、ブラジルやエクアドル、コロンビアが進めているカカオ豆栽培の復活を目指す取り組みに元バンカーのデニス・メルカ(Dennis Melka)氏が加わっている。
メルカ氏は「現在は素晴らしい価格水準なので作付けを急いでいる。カカオ豆生産業界のシリコンバレーはアジアやアフリカではなく、エクアドルとペルーにまたがるアマゾン地帯だ」と述べた。
人生のロマンですね。
憧れてしまいます。
先見の明といいますか、カカオ不足に目をつけるとは、さすがは元銀行員です。
投資のプロの為せる業といったところでしょうか。
参照
チョコレート不足で奮起-元バンカーがアマゾンでカカオ栽培 - Bloomberg
Chocolate Shortage Spurs Revival of Cocoa in Amazon - Bloomberg