7月7日は、チョコレートの日です。 28日は、ミルクチョコレートの日です。 この一番美味しい一日を記念して、チョコレートの知識をブラッシュアップしてみましょう。
20 Things You Never Knew About Chocolate
クリストファー・コロンブスのおかげで、チョコレートは、1550年7月7日に、ヨーロッパに初めて伝えられました。 諸説言い伝えがありますが、16世紀にヨーロッパにもたらされたのは事実のようです。
チョコレートは、常緑樹のカカオの木(theobroma cacao)に実るカカオ豆からできます。 カカオの木は、オクラや綿と同じ系統種です。
ココアやチョコレート液が含まれていないため、ホワイトチョコレートは、厳密な意味では、チョコレートではありません。 カカオ豆から抽出されるココアバターは、含まれています。
紀元前1250年、あるいはそれ以前に、この地域の人々に食されていました。
カカオは、その昔、メキシコやアステカ文化で食され、結婚式や冠婚葬祭などの神事で食された、苦い薬のような飲み物だったと考えられています。
マリー・アントワネットは、ケーキは好きではなく、チョコレートを愛し、ベルサイユ宮殿では、ホットチョコレート(ホット・ココア)が頻繁に提供していました。 当時、誰もが愛した味で、それはまた媚薬であるとも考えられていました。
アステカの人々は、カカオ豆を高く評価し、文明の最盛期には、通貨としてカカオを使用していました。
ヨーロッパにカカオとチョコレートが伝わった後、スペインの修道士は、チョコレートを持って様々な修道院をめぐり、ヨーロッパ大陸にチョコレートを広めました。
フライ・アンド・サンズ店は、ココアバター、砂糖、チョコレート液を組み合わせることにより、1847年に「食べるチョコレート」と呼ばれるもの初めて作り上げました。 これは粗い固形のものでした。
両者、同じカカオ豆からできたものです。
フランスの指導者は、熾烈な軍事作戦中にも、ワインとチョコレートを要求しました。
ジェームズ・ベーカーとジョンハノン博士は、1765年に、ウォルター・ベイカーチョコレートと呼ばれる会社を設立しました。 ベイカーチョコレートは、この会社名が由来になっています。 調理用語のベーキングからきているわけではありません。
ミルトン・ハーシーはペンシルバニア州、ハーシーでチョコレート会社を始めたと知られていますが、 チョコレート会社を始めるずっと以前、30歳の時に、キャンディ会社のランカスターキャラメルカンパニーを設立しています。
ダニエル・ピーターは、1875年、8年がかりで、ミルクチョコレートのレシピを完成させました。 コンデンスミルクが重要な材料の一つになっています。
1ポンド(約450グラム)のチョコレートを作るには、カカオ豆400粒が必要です。
1842年、キャドバリー社は、最初のチョコレートバーを作りました。 同社は、現在も営業しており、イースター・チョコレートが最も有名でしょう。
アマゾンにルーツがあるにもかかわらず、世界のほとんどのカカオ、その約70%近くがアフリカで生産されています。 コートジボワールは世界のカカオ生産の約30%を供給する、最大の生産国です。
ただし、カカオ豆の実をつけるのは、25年間のみです。
最近のほとんどのチョコレートはフォラステロ種のカカオ豆を利用しています。 栽培しやすいからです。 一方、クリオロ種のカカオ豆は、味の面で勝っていると考えられています。
チョコレートは、人間の体温より低い、33℃で溶ける唯一の食品です。 舌の上で簡単に溶けるのが、その証拠です。
7月7日は、七夕以外に、チョコレートの日でもあるんですね。どちらも、ロマンチック!
参照
20 Things You Never Knew About Chocolate - Mental Floss
Baker's Chocolate (brand) - Wikipedia