チョコレートの代わりになる5つのもの
新しいレポートでは、世界は急速にチョコレートが不足していると伝えています。
しかし、チョコレートの代わりになるものもありますので、パニックにならないでください(笑)。
日々、多くの悪いニュースを耳にしているもかかわらず、チョコレートが不足しつつあるというニュースは、驚くほど注目を集めています。
チョコレートの生産者のマース社(Mars Inc.)とスイスのバリー・カレボー社(Barry Callebaut AG Switzerland)の人々は、 2020年までに、チョコレートの需要と供給の差は、100万トンになると予測しています。 2030年までには、200万トンになります。
なぜなのでしょうか?
理由の多くは、農業と生産の問題に基づいています。 市場の専門家は、干ばつ、作物の病気、トウモロコシのような、より生産的な作物の需要増、そして、多くのココアを使用するダークチョコレートの高い人気などを指摘しています。
しかし、チョコレートが不足する大きな理由の一つは、消費問題に基づいていることは否めません。 基本的に、我々は皆、あまりにも貪欲です(笑)。
明らかに、チョコレートは世界中で食べられていますが、消費全体の40%がヨーロッパにおいてで、 ショコラティエのリリー・オブライエン(Lily O’Brien)による統計によると、英国では、消費者が、平均で年間10.5キロのチョコレートを食べています (スイスは更に多く、年間、平均12キロ)。 800万人の人々は、毎日チョコレートを食べています(Mintel調査)。 そして、唯一5%の人だけが、チョコレートを口にしません。 この5%という数字は、今後、増えるでしょう。
しかし、慌てないでください。 チョコレートに代わる他のものがあります。
1. コーヒーを飲む
多くの人はそうは思わないでしょうが、実は、コーヒーは体に良いのです。 記憶を向上させ、認知症やパーキンソン病を予防し、糖尿病を抑制し、代謝を高めることができます。 そして癌と戦う抗酸化物質が豊富に含まれているのです。
また、ココアにも含まれる刺激物質のテオブロミンを含み、チョコレートが枯渇しても、優れた代替品になり得るのです。 スナック好きの代替食品としても注目に値します。
2. 恋に落ちる
喫茶店で注文するのは難しいですが、恋に落ちることもチョコレートを食べることに匹敵します。
チョコレートは自然のフェニルエチルアミンを多く含みます。 フェニルエチルアミンは、快感を感じる究極の化学物質で、興奮と緊張を促し、他の誰でもない自己を知覚することに関連しています。
更なるフェニルエチルアミンの利点は、抗うつ剤として作用する脳ホルモンのドーパミンと結合することです。 幸せをダブルで二重に感じます。
3. 粥(オートミール)を食べる
化学のレッスン3つ目です。 チョコレートは、アミノ酸の一種であるトリプトファンの偉大な供給源です。 微細なレベルでみると、脳内でセロトニンを生成します。 セロトニンは、幸福を感じる最も有名な神経伝達物質です。
しかし、トリプトファンは、チョコレートが唯一の供給源ではありません。 お椀一杯の粥(オートミール)を試してみてください。 クリスマスの七面鳥を混ぜて朝食に、その他、バナナ、茹で卵、ステーキ、カボチャの種とスナックなど、すべて、トリプトファンの素晴らしい供給源です。
4. キャロブ(イナゴマメを乾燥させ粉末状にした食品)を食べる
キャロブは、あまり健康食品としては考えられていないかもしれませんが、実際には、非常に優れた低脂肪食品で、チョコレートの代替になり得ます。
栄養士のカサンドラ・バーンズ(Cassandra Barns)は「NutriCentre.com」で説明しています。 キャロブは甘く、食用パルプと非食用の種が含まれている熱帯の莢(さや)です。
パルプ部分は、乾燥後、粉末状にすりつぶして、焙煎され、ココアパウダーに似たものになります。
プレーンなココアパウダーよりも脂肪が低く、一方で、炭水化物や糖質は、はるかに高い数値であることから、健康的なチョコレート代替食品になります。 無糖キャロブ粉は、大さじ1杯で約25カロリー、飽和脂肪やコレステロールは、含まれていません。
その他の選択肢には「クプアス」があります。 ブラジルの新しいトロピカルフルーツで、甘く、酸っぱいのが特徴です。 白い果肉は香りが強く、チョコレートとパイナップルを混ぜたもののようだと言う人もいます。
あるいは、ココナッツも挙げられます。 歯ごたえのある質感と自然な甘さが、チョコレートの代わりになるでしょう。 しかし、ココナッツは脂肪分が多く、カロリーも高いので、適度に食べることを心がけて下さい。
5. 運動エクササイズ
あまり魅力的には聞こえないかもしれませんが、ミルクチョコレートをジョギングに置き換えてみると、良いかもしれません。
第一に、チョコレートは、運動と同等です。 運動すると、チョコレートを食べた時と同様に気分を高揚させるセロトニンが分泌されます。
第二に、チョコレートのテオブロミン化合物は、血圧を低下させます。 そして、明らかに、アクティブで活動的になります。
世界的なチョコレート不足に直面し、あなたのチョコレート生活が変わるでしょうか?!
キャロブもクプアスも、初耳ですね。
アサイーに続いて、ブラジルの新たなスーパーフルーツになるのでしょうか?!
参照
5 alternatives to chocolate - BT