毎日、同じチョコレートを食べるのは飽きが来ますから、目先を変えて変化をつけると、もっと健康的にチョコレートを食べられるというお話です。
5 Healthy Ways to Eat More Chocolate
個人的にも好きですが、専門医としても、ダークチョコレートの大ファンです。
血圧を低下させ、心臓や脳を保護し、且つ、甘い食べ物や塩辛い食べ物の欲求を抑制する働きがあることを著書に書きました。
本の中で、減量に「毎日のダークチョコレート」を紹介しましたが、多くの方々は、なかなか実践できていないようです。 包装されたチョコレートの1~2個でも、多いと感じるときには、代わりに、食事や軽食にダークチョコレート少量をとり入れてみてください。
健康への努力から脱線することなく実践できる5つの美味しい食べ方を紹介します。
スムージーに、ダークチョコレートチップ、または、刻んだダークチョコレートを追加し、無糖ココアパウダーを混ぜ合わせることで、 健康上の利点を得ることができます。
チョコレートの風味と甘さが、ケールのような苦味のある健康野菜でも味を緩和するので、多めに摂取することが可能です。
生、または、ダッチングされていない純粋なココアパウダーを探しましょう。
ダッチングは、アルカリ化することで酸性度を低下させる化学プロセスですが、抗酸化物質の含有量を著しく低下させてしまうことがわかっています。 ダッチングは苦味を低減するために行われますが、自然な非アルカリ化の状態でも素晴らしいチョコレートの味を味わうことができます。
ダークチョコレートを細かく砕き、ホットオートミールに混ぜます。 あるいは、スライスしたイチゴや刻んだバナナと一緒に、冷たいシリアルの上にチョコレートを削ったものふりかけてみてください。 一日の中で最も重要な食事が、健康的なものになります。
研究から「朝食時のデザート」を摂取することで、空腹を感じにくくなり、食欲をコントロールすることができ、減量中の人には、リバウンドや体重増加を防ぐ助けになることが明らかになっています。 科学者たちは、この戦略はグレリンの血中濃度、いわゆる「飢餓ホルモン」を減らすことから、チョコレートが減量に効果的であることをつきとめました。
沸騰していない温かいお湯を少しづつ加えて、ダークチョコレートを溶かします。 その後、シナモンのような甘いスパイスと一緒に、ポップコーンや、新鮮な果物の上にかけてみてください。
しかし、そこでやめないで下さい。
ホットな料理のトレンドとして、チョコレートに浸したアスパラガス、ロースト カリフラワーのチョコレート掛け、チョコレートで覆ったオリーブ、干しトマト、黒にんにくなど、その他の予期しない食品とダークチョコレートを組み合わせてみることです。
試してみるまで、その組み合わせの妙は、わかりません!
無糖で防腐剤フリーのドライフルーツ、新鮮なおろし生姜などの香辛料、オート麦、そして刻んだダークチョコレートをナッツバターに混ぜあわせます。 スライスしたイチジクやリンゴ、梨など、新鮮なフルーツのスライスに塗って食べたり、セロリやベビーキャロットのディップとして使用します。
その他、ペカン、クルミ、マカダミアナッツ、カシューナッツ、アーモンド、ヒマワリの種、カボチャの種、亜麻の種、ココナツバターなどを加えてもても良いでしょう。
チョコレートに浸した野菜はちょっと冒険的に聞こえますが、香ばしい料理にチョコレートを組み込むことは、珍しいことではありません。 唐辛子やその他のスパイスとチョコレートを使用した伝統的なメキシコのソースの「モル(mole)」などが挙げられます。
ランチやディナーにダークチョコレートを組み込むおいしい方法には、ベジタリアン チリ(vegetarian chili)、ナス カポナータ(eggplant caponata)、あるいはフムス(hummus)などがあります。
さあ、召し上がれ!
今まで「ダッチング」は聞き流していましたが、抗酸化物質の含有量を著しく低下させてしまうプロセス処理なんですね。
健康を意識するなら、ダッチングされていないチョコレートです!
参照
5 Healthy Ways to Eat More Chocolate - Time.com
Vegetarian Chili - Endless Meal
Eggplant Caponata - Food Network