新陳代謝の良し悪しが体質的なものと捉えがちですが、全て遺伝だからと悲観する必要はありません。
研究によると、新陳代謝を高めるには、驚くほどシンプルな方法もあります。
8 Ways to Boost Your Metabolism
水は、基本的にはダイエット食品です。
ドイツの研究者は、水、約17オンス(約500cc)を飲んだ後、被験者の代謝率が約30%も増加したことを見出しました。 効果は、迅速かつ比較的長期的でした。 上昇は水を飲んだ後、10分以内に生し、最大40分間続きました。 それらの知見に基づいて、研究者は、1日、1.5リットル、水の消費量を増加させることで、年に換算すると、17,400カロリーを消費することができると推定しています。
脂っこい食事には、グレープフルーツジュースを追加することをお勧めします。
カリフォルニア大学バークレー校の研究者は、高脂肪食を与えたマウスに、加糖グレープフルーツジュースを飲ませたところ、加糖水を飲ませたマウスと比較して体重増加が緩やかでした。
100日後、グレープフルーツジュースを飲んだマウスは、他のマウスよりも体重増加が18.4パーセント抑えられ、より良い代謝健康(より良い血糖値とインスリン感受性)を有していました。
※注、これらの結果は、高脂肪食だけで確認されました。
極寒の冬が良いというわけではありません。 調査によると、寒さに曝される時間、年齢、BMIのような変数が、8%から80%までであれば、代謝を向上させることができます。
2014年の研究では、寒い中、15分とどまっていると、1時間運動したのと同様の代謝効果が期待できることが発見されています。 別の研究では、スペインの暖かい地域に住んでいる人々が、寒い地域に住んでいる人よりも肥満である可能性が高いことがわかりました。
偶然の一致なのでしょうか? そうは思いません!
毎日燃やすカロリーの約70%が、基礎代謝で占めています。
メイヨークリニック(Mayo Clinic)によると、より多くの筋肉を持つ人は、安静時においても、より多くのカロリーを消費します。
一部の専門家は、筋肉1ポンドは、一日50カロリーを消費すると言います。 一方で、わずか6カロリーだと言う人もいます。 色々な数値が存在していて、判断が難しいいところです。
とにかく、いずれかの方法でも、筋肉は代謝を促進します。
キーワードがいくつかあります。 研究者らは、適度な日光浴で紫外線を浴びると、酸化窒素を放出し、肥満や2型糖尿病の発症を遅らせるとしています。 2014年の研究では、UV光に曝された肥満マウスが、実際に体重の増加が鈍り、糖尿病の兆候が減少したことがわかりました。
糖尿病ジャーナル(Diabetes)に発表された研究では、カルシウムレベルが下がると、脂肪を蓄積するホルモンが誘発されることが明らかになりました。 多くの専門家は、この結果を支持し、カルシウム不足は代謝を遅らせる可能性があると言います。
低脂肪牛乳、チーズ、またはヨーグルトなどを毎日摂ると良いでしょう。
愚かなYouTubeビデオを楽しんで下さい。 井戸端会議で冗談を楽しむのも良いでしょう ヴァンダービルト大学(Vanderbilt University)の研究者は、笑うことで、エネルギー消費と心拍数が、10~20パーセント増加することを突き止めました。 研究によると、1日、10~15分の笑いは、40カロリー余分にカロリーを消費することになります。
有機農産物や肉の余分なコストは、多くの理由から、その価値があります。 その一つの理由として、新陳代謝を高めることが挙げられます。
カナダの研究者らは、汚染物質の有機塩素系化合物のレベルが高い食事でダイエットを行うと、汚染レベルの低い食事と比較して、より新陳代謝を鈍らせることを発見しました。 有機塩素系化合物は、農薬に含まれる物質です。
また、最近、環境健康展望(Environmental Health Perspectives)に発表された研究によると、殺虫剤を摂取すると、体重増加につながることが報告されています。
よく水をたくさん飲むように言われますが、新陳代謝を高める効果があるためなんですね。
これで、納得して、水をたくさん飲めます(笑)。
参照
8 Ways to Boost Your Metabolism - Yahoo! Health
ヴァンダービルト大学(Vanderbilt University)
Environmental Health Perspectives