老化はもうすぐ治療できる病気になるかもしれないとするニュース記事です。
カリフォルニア工科大学とカリフォルニア大学ロサンゼルス校の研究チームは、ショウジョウバエの遺伝子の活動を人工的に増加させることで、筋肉組織内にあるミトコンドリアのDNAの変異を見つけて破壊することに成功した。 この技術により、老化現象を引き起こすとされる変異型ミトコンドリアDNA(mtDNA)の細胞内の割合は、75%から5%に低下した。
加齢で機能が衰える神経や筋肉といった重要な組織には変異型mtDNAが蓄積しているという事実を照らし合わせると、もし変異型mtDNAを減らすことができれば、老化を遅らせ若返りを実現できることになる。
老化が進むと、古い細胞に替わって新しく健康な細胞を増殖する「幹細胞」の数が減少する。 最近の研究で、体内のエネルギー代謝に欠かせない「ニコチンアミド・アデニンジヌクレオチド(NAD+)」を人工的に増やせば、幹細胞を活性化できることが分かった。
免疫機能は加齢とともに使い古されるため、体を細菌の侵入から守り癌細胞などを破壊することが徐々にできなくなる。 寿命を延ばす効果があるとされる「ラパマイシン」を使った2014年の研究では、65歳以上の人の免疫機能が著しく強まることが分かった。
長生きしなくてもいいから、寿命が尽きる最後の瞬間まで、健康ではいたいですね。
健康で一年過ごせることを願い、毎日ブログを書いて勉強していきたいと思います!
参照
老化はもうすぐ「治療できる病気」になる - Newsweek
ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド - Wikipedia
健康寿命を伸ばすには、体内の水分量をキープし、姿勢と食事に気をつける