癌(がん)の治療薬「抗PD1抗体」が認知症にも効果があるかもしれないというニュースです。

がんの薬、認知症に効果か

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癌(がん)の治療薬にも応用されている抗体をアルツハイマー病に似た症状を発症するマウスに注射すると、脳神経に有害なタンパク質の蓄積や、学習・記憶能力の低下が抑えられたとの実験結果を、イスラエルの研究所チームが発表した。

癌(がん)に対する作用とは別に、アミロイドベータという有害タンパク質を除去する働きを持つ白血球の一種を、脳内に呼び込んだとチームはみている。


すでに実用化されている薬に、新たな効果が認められれば、安全性の面からも、効率の面からも、歓迎すべきことではないでしょうか。

人類の英知に感謝しながら、今日もチョコレートをいただきましょう。


参照

がんの薬、認知 症に効果か - 共同通信

免疫を抑制するがん細胞との闘い - がん治療新時代

抗体 - Wikipedia

アミロイドβタンパク質 - 脳科学辞典

アミロイド - Wikipedia

認知症の通念揺らぐ「アミロイド蓄積説」健康な人に通用せず - welq

血液検査で軽度認知障害が判定可能に

アルツハイマー病治療、カロリー制限で悪化

アルツハイマー病の発症予測が、わずか数滴の血液で可能に

カカオ抽出物が、アルツハイマー病の治療に役立つ可能性