フリーラジカルと抗酸化物質の関係をわかりやすく解説したビデオを見つけました。


健康な組織細胞の元素は、外壁の電子によって他の元素と化学結合し、分子を形成しています。

酸化が生じると、元素をつないでいる電子の一部が、この化学結合から弾き飛ばされ、分子は、共有電子を持たないフリーラディカル(フリーラジカル)という、極度に不安定な状態に変形します。


酸化の要因

  • 低質な食生活
  • 汚染
  • 薬品・ドラッグ
  • 放射線
  • ストレス
  • 怪我や負傷
  • 老化
  • 感染


フリーラディカルは、更なるフリーラディカルを生み、DNS遺伝子内の分子までも損傷させてしまいます。 損傷した細胞は、フリーラディカルをまき散らし、周囲の細胞にまで酸化ストレスを与え、結果的に、病気を引き起こします。


フリーラディカルにより起こりうる病気

  • 心臓病
  • 関節炎
  • 自己免疫疾患
  • その他


この破壊的な状況を、予防、または反転させるには、フリーラディカルと戦う抗酸化物質(antioxidant)の分子が、常時必要です。

抗酸化物質分子は、電子を余分に持っており、その余分分子をフリーラディカルに供給することで、フリーラディカルを中和することができます。 抗酸化物質は、フリーラディカルに電子を供給し、安定した正常な分子に戻します。 抗酸化物質は、余分な電子を持っているため、電子をフリーラディカルに供給しても、自分自身はフリーラディカルにはなりません。

抗酸化物質を摂取することで、酸化プロセスを縮小し、老化防止はもちろん、病気を予防したり、反転させることさえも可能になります。


抗酸化物質の種類

  • アセチル-L-カルニチン
  • リポ酸
  • コエンザイムQ10
  • クルクミン
  • N-アセチル-システイン
  • レスペラトール
  • セレン
  • マルチビタミンB
  • ビタミンC
  • ビタミンE
  • 亜鉛


一度、酸化された細胞は元には戻らず、抗酸化物質には、予防の効果しかないものと思っていましたが、症状を改善させる治癒の効果もあるんですね。新たな発見です。これなら若返りも十分に期待できるかも(笑)。


参照

ラジカル (化学) - Wikipedia

がんの発生を促進するフリーラジカルとは

抗酸化物質 - Wikipedia

アセチル-L-カルニチン - 銀座東京クリニック

α-リポ酸 - Wikipedia

ユビキノン - Wikipedia

コエンザイムQ10について - 「健康食品」の安全性・有効性情報

クルクミン - Wikipedia

システイン - Wikipedia

レスベラトロール - Wikipedia

セレン - Wikipedia

ビタミンB群 - Wikipedia

ビタミンC - Wikipedia

ビタミンE - Wikipedia

亜鉛 - Wikipedia