人工甘味料は腸内細菌を変化させ、糖代謝の異常を引き起こすそうです。更に、今回の新たな研究で、脳にも悪影響を及ぼす可能性が示されました。
脳はカロリーのない甘さを認識すると(天然の食品だと甘いものはカロリーも高い)機能がやや狂い、それに合わせて再調整を行うのだ。「飢餓状態の時に、栄養豊富な食べ物の方がより美味しく感じられるのと同じ反応だ。」 ミバエには活発過多や不眠症、耐糖能異常などそのほかの症状もみられた。
今回の研究結果がスクラロース以外の人工甘味料にも当てはまるのかどうかは、はっきりしておらず、今後さらなる研究が必要だ。 だが味とエネルギー量には密接な関係があり、そのバランスが崩れると脳内に何らかの問題が生じるというのは理にかなっている。 人工甘味料は、私たちの脳に悪影響を及ぼす可能性がある(その他の体組織への影響は言うまでもない)。
人間どんなに知恵を絞ってみても、自然食品に勝るものは作り上げることができないということではないでしょうか。
参照
人工甘味料には「増量」効果? 脳への影響が原因か - Forbes JAPAN
人工甘味料は、一部で健康への悪影響が指摘されているが、おおむね安全
ハーシーが人工甘味料を使用しない「キスチョコ」を発売(米国)