自分で採血して、血糖値が測定できる時代になりました。
病気になって病院に行く前に、予防医療として、薬局をもっと活用しようという国の取り組みの一環、「日本再興戦略」です。
血糖値の簡易測定器を使い、希望者が薬局で自分で採血、測定する取り組みを始めた。県薬剤師会の支援を受け、国の「薬局・薬剤師を活用した健康情報拠点推進事業」を活用して実施。希望者が採血キットを使い指先の血液を採取、血液を試薬紙に吸わせて簡易測定器で計測する。対象は糖尿病などの治療を受けていない人。会津薬剤師会加盟の薬局のうち25店で20日まで無償で受け付けている。
薬局を地域に密着した健康情報の拠点として、一般用医薬品等の適正な使用に関する助言や健康に関する相談、情報提供を行う等、セルフメディケーションの推進のために薬局・薬剤師の活用を促進する(日本再興戦略)。
「かかりつけ薬局」「かかりつけ薬剤師」として、地域住民のライフステージを通して、健康な時から医療・介護が必要となったときまで、継続的に一貫してサポートできるパートナーとして関わっていく。
これは、すばらしい取り組みだと思います。
病院というと抵抗がありますが、薬局であれば、気軽に立ち寄れますし、長時間待たされるということもないでしょう。
病気の早期発見につながったり、健康への意識が高まれば、健康でいられることはもちろん、医療費の負担も減り、良いこと尽くめと言えるのではないでしょうか?!
近い将来、薬局で井戸端会議するのが流行になるかもしれません(笑)。
参照
薬局・薬剤師を活用した健康情報拠点の推進(PDF) - 日本薬剤師会