咲くやこの花館で、カカオとコーヒーをテーマにした特別展が開催されています。
「幹生果(かんせいか)」と呼ばれ、幹に直接、果実を実らせるカカオの木とあわせ、赤い果実が特徴的なコーヒーの木を展示しているそうです。
コーヒーとチョコレートは意外な共通点が多いのです! どちらも中米やアフリカなど熱帯地方で生産され、植物の種子が原料ということ。
さらにコーヒーは中米がどちらかというとあっさりした豆が多く、アフリカのルワンダやケニアなど個性の強い豆があるように、チョコレートも中米のものはブラックチョコレートになり、アフリカのチョコレートは苦味が強いため主にミルクチョコレートとなるところも面白い共通点ですね。成分的にポリフェノールが含まれており、飲料として広まった当初は薬として扱われていたことも見逃せません。
以下、展示メニューです。
1月24日(土)~3月1日(日)
10:00~17:00
大人・大学生・高校生 500円
中学生以下 無料
06-6912-0055
カカオの木は、幹生果(かんせいか)というんですね。
勉強になりました。
実のなった自然の状態のカカオの木を観察できる貴重な機会です!
幹生花(かんせいか)は植物の幹に直接開花及び結実する形態のことをいう。温帯の植物の多くは新しく伸長した枝に花芽をつけるのが一般的だが、熱帯においては幹生することはそれほど珍しいことではない。この形態をとることで、枝の先まで手が届かない動物による受粉と採食を容易にし、地面への効率の良い種子の拡散を行うことが出来る。そのため、樹上で完熟する果実を実らせる傾向がある。
参照
カカオとコーヒーのおいしい関係 咲くやこの花館 - 大阪日日新聞