チョコレートの原料であるカカオ豆の先物価格が、ついに弱気相場入りしたそうです。
弱気相場とは、直近の高値から20%下落すると「弱気相場入り」と見なされるとのこと。
世界景気の鈍化を背景に消費者は支出を減らそうとしており、それがチョコレート需要の後退につながっている可能性があると指摘する。業界団体が今月発表したリポートによれば、需要の指標となるカカオ豆処理量は昨年10-12月(第4四半期)にアジアと欧州、北米で減少した。
世界の供給の70%を占める西アフリカでエボラ出血熱感染が拡大したものの輸出が妨げられることはなく、カカオ豆先物は3年ぶりの高値に達した昨年9月以降、約21%下落している。
カカオ豆相場のことはよくわかりませんが、バレンタイン商戦用のチョコレートは、全て準備が整って、もうしばらくは必要ないということなのではないでしょうか。
勝手な解釈ではありますが、何が引き金であっても、原材料価格が下がるのは、ありがたいことです(笑)。
先物の価格ですから、実際に価格が下がるのは、もうしばらく時間がかかるのでしょう?
いずれにしろ、一安心と言えるのではないでしょうか。
参照
チョコレート熱、ついに冷める兆し-カカオ豆が弱気相場入り - Bloomberg
Daily Prices of Cocoa Beans - ICCO