インドネシアのカカオ豆生産が天候不良などで過去最低水準に落ち込む見込みだそうです。
インドネシアは、チョコレートなどの原料となるカカオ豆の生産量でコートジボワール、ガーナに次ぐ世界3位だが、今年は昨年に続いて生産が低迷しそうだ。
昨年はおよそ20年ぶりともされる強いエルニーニョ現象の影響で干魃(かんばつ)となったことがカカオ豆生産に響いた。
生産の不調について、天候の他にもカカオの木の老齢化が進んで病気に対する耐性が弱くなっていることや、生産者がより利益が見込めて人手もかからないとされるパーム油原料のアブラヤシ栽培に移行していることなどもあると指摘。
自然との戦いですからね。
生産者の苦労と努力には頭が下がります。
参照
カカオ豆、16年も生産減か インドネシア 天候不良など影響 - SankeiBiz
インドネシア政府が、カカオ豆生産量世界1位奪取へ向け、予算計上
カカオ豆の輸出入統計データ「Observatory of Economic Complexity」