カカオ栽培から製品までを一貫して手がけるニューヨーク発「CACAO PRIETO(カカオ・プリエト)」さん、日本初上陸だそうです。
航空宇宙エンジニアという特異な経歴を持つダニエル・プリエト・プレストンによって2008年に設立され、すべてのチョコレートはプリエト家が100年以上ドミニカ共和国に所有してきたコラリーナ農園で収穫されたオーガニックカカオ豆とオーガニックきび砂糖から作られています。
シングルオリジンバーラインのカカオ豆にはドミニカでもっとも古いクリオロ種のひとつで、遠くコロンブスの時代に遡るほどの古いルーツをもつクリオロ種のカカオ豆を使用しています。
クリオロ種はカカオ豆が粘り気のある白い果肉に包まれているのが特徴。
別名「陶磁器のようなカカオ」とも呼ばれています。
無印良品のワークショップ「カカオ豆から、チョコレートを作りませんか」で作成した板チョコにそっくりです。
まさに手作り。
ラム酒ベースの蒸留酒も商品に加わっています。
チョコレート同様、オーガニックのカカオ豆を焙煎、粉砕、選別し、手作業で製造されます。
その後、オーガニックのサトウキビと合わせ、オーク樽に詰め、熟成し、蒸留されます。
ローストされたダークチョコレート風味の香りが瓶の中に閉じこめられ、非常にユニークな商品に仕上がっていますと紹介されています。
クリオロ種のカカオポッドは、白い果肉がぎっしりと詰まっているんですね。
見事な自然の芸術としか言いようがありません。
この美しいカカオポッドの写真を目にしただけで満足です。
普段食べているチョコレートが、愛おしく感じられて、しかたがありません(笑)。
参照
CACAO PRIETO(カカオ・プリエト) - クロンティップイノベーション
ブルックリン発「カカオ・プリエト」が日本初上陸 - Web Magazine OPENERS
クリオロ種のカカオを使ったイタリアのチョコレート「Domori(ドモーリ)」