フィリピンのセブ市で、5月にカカオサミットが開催されるそうです。
Cacao Summit slated in Cebu City this May
赤道から北緯10度に位置するフィリピンは、高品質カカオの生産拠点になりうるという、カカオ生産の拡大、強化を目指した戦略会議です。
カカオ産業における児童労働の禁止により、カカオ豆の世界供給は、減少してきています。 フィリピンはこれをチャンスと捉え、生産強化に乗り出す構えだとのこと。
カカオサミットは、セブ島の州政府、貿易産業省などによってサポートされています。
同時に、科学者グループが、カカオのさまざまな品種の特性を研究しています。 さまざまな品種の遺伝子特性を理解することで、害虫や病気のリスクを最小限に抑えることができると述べています。
2016年5月27日~29日
21世紀はアジアの時代と言われますが、カカオも例外ではないようです。
フィリピンは、地図を見ると、カカオベルトに位置していますので、可能性は無限大と言えるのではないでしょうか!
参照
Cacao Summit slated in Cebu City this May - The Manila Bulletin
ダバオ(フィリピン)産のカカオが、日本とシンガポールに輸出を開始
インドネシア政府が、カカオ豆生産量世界1位奪取へ向け、予算計上