チョコレートと赤ワインは、長生きには関係ない?
気になる記事「 Chocolate, Red Wine Won’t Help You Live Longer or Healthier」を見つけたので、メモ。チョコレートや赤ワインに含まれる、レスベラトロールという抗酸化物質は、健康には影響がないという研究報告です。
レスベラトロールは、癌や心臓疾患、あるいは肺炎などを避ける効果はなく、長生きには関係がないという研究結果が出ています。
被験者は、65才以上の男女800人。毎日、尿検査を行い、9年間、レスベラトロール値を測定しました。
結果はと言うと、レスベラトロールの濃度は、長生きした人と、そうでない人とでは、違いがなかったとのこと。レスベラトロール値には関係なく、27%の方々は心臓病を発症し、5%の方々は癌になったそうです。
レスベラトロールが、心臓に良く、健康に寄与すると言っていいことは確かだが、その効果は、非常に小さいものであると述べています。
レスベラトロールが、抗酸化物質の代表的なものなのか、どの程度の割合を占めるのかは、私のような素人には、わかりません。濃度を測定しただけで、結論に結びつけるのも、少々、短絡的すぎる気もします。
この記事を読んで思ったのは、何事も、妄信、過信はいけないということでしょう。常に疑いの目を持って、物事を冷徹に判断する必要があるということです。
というわけで、結論が出ました。
結局、好きなものを食べて、楽しく、ストレス無く生きていくというのが良さそうです(笑)。
参照
Chocolate, Red Wine Won’t Help You Live Longer or Healthier — Health Hub from Cleveland Clinic