アフリカ唯一の高級チョコレート生産者兼輸出業者の「クラウディオ・コラロ」についての記事を目にしました。
クラウディオ・コラロ(Claudio Corallo)氏はイタリアのフィレンツェ出身。 西アフリカの小国、サントメ・プリンシペでカカオ豆を栽培し、高品質のチョコレートバーを作っている。 同国は島々から成り、1908年には世界最大のカカオ豆生産国だった。 カカオ豆の収穫からチョコレート製造まで全ての工程を手掛ける企業は世界でもほとんどなく、そのうちほぼ全社が南米を拠点としている。 世界のカカオ豆供給の73%を占めながらチョコレートはほとんど製造されていないアフリカ大陸で、コラロ氏はユニークな存在だ。
クラウディオ・コラロ(Claudio Corallo)氏は、1974年、23歳の時、ザイールに移り、コーヒー貿易で働きました。 数年後、自分の農園を取得。 ザイールの政治情勢が悪化し、1990年代には、サントメ・プリンシペで働き始めました。
最初の目的は、カカオ生産のため、彼の豊富なコーヒー生産の知識を活かすことでした。 最大の課題は、カカオ豆の苦味でした。 クラウディオはこれを受け入れることができず、豆の欠点として考えました。
苦味の起源を発見し、欠陥のないカカオ豆を開発するため、彼は研究室を始めました。 カカオ豆から実際にチョコレートを作って実験することによって、カカオ豆やチョコレート作りを極め、クラウディオ・コラロ氏は、苦くないカカオ豆を生産することに成功しました。
現在あなたが口にできるチョコレートが、それです。
人生いろいろですね。
私にはこのような波乱に満ちた人生は歩めませんが、非常に刺激になります。
もちろん、極められたチョコレートにも興味あり(笑)。
参照
高級チョコ輸出業者、期せずして有名に-アフリカで栽培製造 - ブルームバーグ