カカオ豆価格が好天で3年半ぶりの安値になっているそうです。
主産地の西アフリカで好天が続き、2016~17年度の収穫量が増加するとの見方が強まっている。 ロンドン先物市場では3年半ぶりの安値。 ニューヨーク先物市場でも5年ぶりの安値水準で推移している。 昨年は産地の干ばつで相場が高騰したが、現在は世界的に供給過剰感が生じている。
世界的に需要は伸びている。 2016年10~12月の欧米やアジアのカカオ豆の加工量(磨砕量)は前年同時期に比べ4%増加した。 需要が堅調に伸びている中、産地が特定の地域に偏っていることが相場の乱高下を招いている。
カカオ豆は、高くなったり、安くなったりで、生産者もチョコレート製造メーカーも、なかなか大変ですね。
消費者価格に安さが反映されるには、安定しした供給量が長期で保証されないと、難しいのかもしれません。
参照
カカオ豆国際価格下落、好天で収穫増予想 3年半ぶり安値 - 日本経済新聞
10年間でカカオ豆の収穫量は10%増加したが、需要が20%も伸びている
世界のチョコレート価格の平均は板チョコ一枚で約75円、日本では120円
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