オーストラリアの王立植物園(Royal Botanic Gardens)で「チョコレートの植物学的な物語(The Botanic Story of Chocolate)」としてチョコレート展が開催されています。

Exploring chocolate's rich history, from bean to bar at Sydney's Royal Botanic Gardens

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南米のカカオ発見から、チョコレートの歴史を探る展示です。

チョコレートは、アステカとマヤで、ココアに唐辛子を加えた飲料としてはじまりました。


現在、地球上には、約10億本のカカオの木が存在しています。

オーストラリアをはじめ、北半球と南半球両方で、カカオは栽培されています。


展示物はまた、世界のカカオ農家が直面している問題にもスポットを当てています。

カカオは、赤道の周りの狭い帯域に生育するため、気候変動の影響を受けやすいという問題があります。 雨が多すぎたり、少なすぎたり、暑すぎたり、寒すぎたりと、わずかな気候変化で、台無しになることがあります。


日本でもカカオが栽培される時代ですから、オーストラリアで栽培されていても驚きはしないのですが、それでも、カカオには世界中の人々を惹きつける魅力があるということですよね。

今日も、カカオの歴史に思いを馳せながら、ショサイのヘルシーチョコレートをいただきたいと思います。


参照

Exploring chocolate's rich history, from bean to bar at Sydney's Royal Botanic Gardens - ABC Rural

Royal Botanic Garden

カカオ - Wikipedia

アステカ - Wikipedia

チョコレートの歴史 - Wikipedia

小笠原で国産カカオの量産化に成功

地図で見るカカオの生産国と輸入国