明治がカカオ豆に含まれるポリフェノールの血圧上昇抑制効果を、ラットで確認したことを発表したそうです。

明治、カカオポリフェノールの血圧上昇抑制効果を確認

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  • カカオプロシアニジン(CBP) - カカオポリフェノールの代表的成分
  • C反応性タンパク(CRP) - 炎症や組織細胞の破壊によって血中で増加するタンパク質
  • 一酸化窒素(NO) - 血管の収縮と拡張に関与する物質


CBPを長期(2カ月)摂取したラットでは、経時的な血圧上昇抑制効果が認められたという。 その際に、炎症や組織細胞の破壊によって血中で増加するタンパク質、CRP量も有意に減少した。

CBPを短期(1週間)摂取した場合にも血圧上昇抑制効果が認められ、血中の一酸化窒素(NO)濃度が有意に上昇した。 一酸化窒素は、血管の収縮と拡張に関与する物質で、血中の濃度が減少すると血管は収縮し、血圧の上昇や血管の血栓形成、動脈硬化を引き起こすと言われている。

高血圧自然発症ラットが摂取したCBPは、高血圧によって起こる血管の炎症反応や、血管収縮を抑制することがわかった。 また、血管内皮機能を改善することで、血圧の上昇を抑制する可能性も示されたという。


血圧が高めの人には、ダークチョコレートが良いということでしょう。

しかも、短期間で効果が現れているところが素晴らしいと思います。

今日も、健康のために、ショサイのヘルシーチョコレートをいただいてしまいましょう!


参照

明治、カカオポリフェノールの血圧上昇抑制効果を確認 - マイナビニュース

高血圧モデル動物を用いたカカオポリフェノールの血圧上昇抑制効果を確認 - 明治

明治

プロシアニジン - ポリフェノールの種類と効果

C反応性蛋白 - Wikipedia

一酸化窒素 - Wikipedia

チョコレートの摂取により、血圧が低下し、善玉コレステロールが上昇することを発表(明治)

カカオポリフェノールが多いチョコレートは食べてOK

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