診察は診察室に呼び込まれたときから、もう始まっているそうです。
下まぶたをアカンベーの状態にすると貧血があるかがわかります。 それと同時に眼球の白目の部分をみて黄疸がないかをみます。
次に口を開けてもらい、扁桃腺の肥大を調べ、舌苔(ぜったい)のつき具合、見える範囲だけですがムシ歯や歯周病もある程度分かります。 その後頚部を調べます。頚のリンパ節や甲状腺の腫れなどを触診で診ます。
聴診ではX線写真では分からない情報、すなわち気管支や肺への空気の出入りの音、心臓内の血液の流れの音で弁膜の状態、血液の逆流などが分かります。
まるで、入学や就職の面接試験のようですね。
これからは、診察室に入る時から、背筋を伸ばして、気を引き締めるようにしようと思います(笑)。
他にも、「Dr.鷲崎の健康エビデンス」として、面白い記事が紹介されています。
参照
医師は健康診断で何を見ているか内緒で教えます - 日経BPネット
カラダに嬉しい豆知識「Dr.鷲崎の健康エビデンス」 - 日経BPネット