オリザ油化株式会社による、「カカオエキスの効果・効能」のレポートです。
抗うつ作用、冷え症改善作用、歯周病予防作用、動脈硬化予防ならびにヘリコバクタ・ピロリ菌に対する感染予防効果などがあり、これらの多くは、カカオに含まれるポリフェノールの作用であると考えられています。
テオブロミンは、摂取後2時間以内に最大血中濃度に達し、カフェインと同様アデノシンレセプターに作用します。その結果、一般的な薬理作用として知られる心拍数の増加、血管拡張(脳血管では収縮)、気管支拡張および利尿作用を誘発します。 カフェインにみられる中枢興奮作用は、テオブロミンにはほとんどみられません。むしろ、近年伝えられているココアの精神安定化作用にテオブロミンが一部関与しているものと考えられています。
褐色脂肪細胞において、テオブロミンは脂肪蓄積抑制を、ポリフェノールは脂肪燃焼を促進させることが判明しました。
カカオエキス4週間の摂取により、緩やかな肥満指標の改善が観察されました。この効果はカカオエキスの脂肪蓄積抑制作用および脂肪燃焼促進作用によるものと示唆されます。
ピロリ菌の感染予防効果もあるとは、また新たな驚きです!
カカオパワー、恐るべし(笑)。
参照