脂肪を摂取することは悪いイメージがありますが、そうとも限らないようです。

母乳成分が「脂肪燃焼遺伝子」をオンに

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母乳に含まれる脂肪酸が子どもの体内で脂肪を燃やす遺伝子のスイッチを入れる働きをしていることを、東京医科歯科大学などのグループがマウスを使った実験で突き止めました。

ヒトにも同じ仕組みがあるとみられ、グループは、乳児期に必要な量、脂肪酸を摂取することが糖尿病など生活習慣病の予防につながる可能性があるとみています。

母親の健康状態によっても脂肪酸の量は変わるので、それが子どもにも伝わり、成人後の健康状態に影響する可能性がある。脂肪酸は粉ミルクにも含まれるが、どのくらいの量が適量なのか、今後、調べていく必要がある

今回のケースのように、もちろん、必要な脂肪もあるんですよね。

ちなみに、先日、 ショサイ・ナゲット(Xocai Nuggets)の栄養成分表ショサイ・オメガスクエア(Xocai Omega Squares)の栄養成分表 を紹介させていただきましたが、ショサイのチョコレートにも植物性脂肪が含まれています。


こういうニュースを聞くと、ひねくれ者の私は、赤ちゃんのときに、既に運命づけられていたのかと思ってしまうわけですが(笑)。

つまるところ、自然の食事や飲み物が一番ということなのでしょう。

人間、分かったつもりでいても、自然の摂理を目の前にした時、何もわかっていないということなんですよね。


参照

母乳成分が「脂肪燃焼遺伝子」をオンに - NHKニュース

脂肪酸 - Wikipedia

糖尿病 - Wikipedia