哺乳類の肺には「血を作る」機能もあることが、米国の研究者らによって明らかになったそうです。
マウスを使った実験で、肺が1時間あたり1000万個以上の血小板を生産していることを発見。 この数は、マウスの全血液に含まれる血小板の過半数に相当するという。 血小板は、血管が損傷して血液が流れ出る時に血栓を作り、止血する役割を担う。
従来の研究で、骨髄の中で血小板を生成する「巨核球」と呼ばれる細胞が、肺の中でも見つかっており、少量の血小板が肺の中で作られると推測されてきた。
マウスの肺と同じように、ヒトの肺の中でも血小板が大量に作られているかどうかは今後の研究で調べる必要がある。
世紀の大発見?
生命の神秘ですねぇ。
参照
肺にまさかの「造血」機能、米研究者が発見 - ニューズウィーク
An unexpected new lung function has been found - they make blood - ScienceAlert
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