ココアの摂取で準備体操(ウォーミングアップ)の効果が長く持続し、転倒などによる怪我をしにい体になるそうです。
ココア摂取によるウォーミングアップ効果の持続を確認(PDF)
夏季、冬季に関わらず、全ての測定項目でココア摂取により高いウォーミングアップ効果が認められ、その効果の持続時間が長くなることが観察されました。
立位での平衡機能(バランス)の低下は、転倒などの事故の危険性につながり、中枢神経系機能から筋力バランス等の身体機能を含めた多くの因子が関与する項目です。 この機能は、加齢とともに低下が見られることから今回の測定項目に加えました。平衡機能を評価する一つの方法が足底圧分布荷重率の変化です。
一般に、足底圧分布は前方への荷重率が高いほど歩行等の移動動作に必要な下肢の機能が高く、加齢に伴い前方から後方へ荷重バランスに変化がみられます。 高齢者の場合、足底圧分布において後方への荷重率が増加傾向にあるものの、ココア飲料の摂取後に前方への荷重率増加がみられました。 さらにその効果が、長い時間維持されることが明らかになりました。
カカオには様々な効果がありますが、こんな効果もあるんですね。
血管を広げ、血流を確保し、心肺を健康に保つカカオの健康効果と関係しているのでしょう。
「運動する前に、チョコレートをひとかけ」というのが、怪我防止に良いのかもしれません!
参照
ココア摂取によるウォーミングアップ効果の持続を確認(PDF) - 森永製菓株式会社
毎日ダークチョコレートを食べることで、より長く、より激しく運動できるようになる
心肺の健康が保たれていれば、コレステロールの上昇が最大15年後ろにずれる
脳の健康に良いのはランニングで、ウェイトトレーニングのような運動ではない