厚生労働省は1食当たりに必要な炭水化物などの栄養素の基準を定め基準を満たしている弁当などに専用のマークを表示できる制度を来月、4月から始める予定でしたが、批判が相次いだため、制度を見直すことを決めました。

「健康な食事」表示制度 批判相次ぎ見直しへ

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基準では主食となる米などの炭水化物は40グラムから70グラム取ることなどが盛り込まれ、厚生労働省はパブリックコメントを行い広く意見を募っていました。 その結果、「基準を設けることで米の消費が落ち込みかねない」とか、「食事の制限につながり、エネルギーが不足する人も出る」、さらには「国が主導して導入すべきではない」などと、制度そのものへの批判も寄せられたということです。


国民の健康を考えての制度で、その趣旨は理解できます。

こういったマークが付けば、高齢化社会に向けて、一定の効果も上がるでしょう。

しかし、確かに、国が主導して導入すると、健康にしか生きられない窮屈な社会になる側面もあるような気がします。

難しい調整だと思いますが、とにかく、自分の健康は自分で責任をもって管理するのが一番だと思います。


参照

「健康な食事」表示制度 批判相次ぎ見直しへ - NHKニュース

「健康な食事」マーク、4月からの導入見送り - Yahoo!ニュース

日本人の長寿を支える「健康な食事」のあり方に関する検討会 - 厚生労働省