「ゲノム編集」で高確率の遺伝子組み入れが可能に
生物の遺伝子を操作する「ゲノム編集」と呼ばれる技術を改良し、高い確率で狙った場所に遺伝子を組み入れる方法が開発されたそうです。
生物の遺伝子を操作する方法としては「遺伝子組み換え」技術が広く使われていますが、狙った場所に遺伝子を組み入れる際の成功率は1%以下とされています。 これに対し、最近広まりつつあるゲノム編集の技術は、成功率が10%程度まで高まっていますが、研究グループはこの技術で使われる「ガイドRNA」と呼ばれる物質を改良するなどして、成功率を50%にまで高めることができたということです。
ヒト受精卵を遺伝子操作したとする中国チームの論文に、科学界が揺れている。 狙った通りに遺伝子を改変できる新技術「ゲノム編集」を使った基礎研究。 安全性や倫理面の議論が不十分と批判する声が多いが、将来どうすべきかの意見は割れている。
「遺伝子組み換え」は聞いたことがありますが、「ゲノム編集」は、初耳でした。
どのような未来が待ち受けているのか、想像もつきません(笑)。
参照
ゲノム編集技術改良 高確率の遺伝子組み入れ - NHKニュース
ゲノム編集、揺れる科学界 中国、ヒト受精卵の遺伝子改変 - アピタル
「ゲノム編集」注目の的 動植物の改良へ進む応用 - アピタル