かるしおプロジェクトは、「循環器病予防のための食生活改善」を目的とした国立循環器病研究センターの新しい減塩の考え方を一般に広めるための取り組みです。
塩分(食塩)は高血圧に強く関係しており、塩分の摂取量が多いと血圧は上がります。食塩は血圧を上げることによって脳卒中や心臓病の危険性を高めますが、血圧への影響以上に心臓や血管に悪影響を及ぼすことが分かってきました。また、塩分の摂り過ぎは腎結石や骨粗鬆症(こつそしょうしょう)、胃がんなどの病気にも関係しています。
1日の塩分摂取量については、わが国では高血圧の人は6g未満、一般の人は男性で9g未満、女性は7.5g未満が勧められています。しかし日本人の塩分摂取量は、減少傾向にはありますが平均10g以上で、世界的にみてもまだ多い状況です。
食塩の1日の必要量は1~2gですので、塩分をしっかり制限しても通常は体に悪影響はありません。欧米ではより厳しい塩分制限(一般人で6g未満、高血圧の人は4g未満)を勧めています。
1日に必要な食塩は、たった1g(グラム)なんですね。
驚きです。
ショサイのヘルシーチョコレートを食べて、減塩に励むことにしましょう!
参照
腎臓結石とは? - 大阪府立急性期総合医療センター腎臓高血圧内科