睡眠時間が5時間未満の人は、平均睡眠時間7~8時間の人と比べて、糖尿病にかかるリスクが2倍になり、反対に9時間以上の人は1.8倍になることが判明したそうです。
アメリカで行われた睡眠時間に関する統計調査で、睡眠時間が7時間の人が最も寿命が長いということが分かった。 また、睡眠時間が7時間より短い人では寿命は短く、反対に睡眠時間が7時間より長い人では、さらに寿命が短いという結果も報告されている。
睡眠時間が短いと、インスリンの抵抗性が高まり、糖尿病にかかるリスクが上がることが分かっている。 さらに、睡眠時間が短くなると、レプチンと呼ばれる食欲を抑制するホルモンの分泌が低下し、食べ過ぎによる肥満を引き起こしてしまう。
長すぎる睡眠時間は、通常起きている間に行われるはずの脳活動が積極的に行われないので、脳の老化を早める原因になることが分かっている。
睡眠時間が長ければ、体への負担が減って良いのかと思っていましたが、単に長ければ良いというわけではないようです。
理想は睡眠時間7時間ですか。
なかなか実践するのは難しいかもしれませんが、目標として頭の片隅に入れておくことは必要でしょう。
参照
長い睡眠時間は健康に悪影響 何時間が長生きに効く? - Ameba News
成人の7割がかかる歯周病は、糖尿病、心筋梗塞、脳梗塞などのリスクを高める