日本の働く中高年女性を調べた研究から、常勤の女性よりもパートや自営の女性の方が死亡する危険度が高いことが分かったそうです。
独身の自営業の女性では、既婚の自営業の女性に比べて死亡リスクが高い傾向にあることが示されている。
女性は働いていても家事や育児の大半を担うことが多く、二重・三重の役割を担うことは健康にも何らかの影響を及ぼす可能性がある。また、家事や育児を両立するため、パートタイム勤務などを選ぶ女性も多いが、こうした就業形態は常勤に比べ、勤務の形がより自由に選べる利点がある一方、労働条件にさまざまな不利益があり、健康に悪影響を及ぼす可能性があるという。
これまでの調査では、自営業の男性は裁量の範囲が広く、健康にも好影響を及ぼしていることが分かっているが、女性にはこうした影響が認められていない。
育児や家事を含め、自由にできるようで、実は時間に追われているというのが、パートや自営業の方の実態なのではないでしょうか。
健康はもちろんですが、余裕を持って生きたいですよね。
参照
働く女性の死亡リスク、常勤よりもパートや自営で高い - あなたの健康百科
Employment situation and risk of death among middle-aged Japanese women. - NCBI