日本では難しいとされるカカオの量産化に、東京小笠原村の農家と埼玉県の菓子メーカーが成功したと発表しました。
カカオを量産化するには、気温だけでなく土の中の水分の状態が重要で、水はけが悪いと根が腐る一方、よすぎても成長が遅くなるということです。 このため、ハウスの中では年間を通じて温度を熱帯並みの高さに保ちながら、土の中の水分を厳しく管理したことで、チョコレートの量産に必要な500本のカカオの栽培に成功したということです。
チョコレートの原料となるカカオは、赤道を中心とした南緯20度、北緯20度以内で、最低気温が16度を下回らず、年間雨量が1000ミリ以上のいわゆる「カカオベルト」と呼ばれる限られた地域で主に栽培されている。それゆえに、生産量も限定されている。
構想から13年の時間を経てチョコレートの試作に成功した。 味はマイルドで香り高いチョコレートに仕上がったという。 母島産のカカオは「東京カカオ」と名付けた。
「東京カカオ」ですか。
なんかロマンチックな言葉の響き(笑)。
是非、味わってみたいですね!
参照
国産カカオを使ったチョコレートの開発に成功、東京・小笠原諸島で栽培 - Yahoo!
伊豆の温泉を利用して国産カカオを栽培「ショコラティエ オウルージュ」さん(静岡県)