必須アミノ酸、必須脂肪酸はあるが、必須糖質が存在しないのは、炭水化物(糖質)の理論的な最小必要量がゼロであるためという記事です。
農耕が始まる1万年前まで、人類は「糖質制限食」を食べていた。 人類の体は糖質制限食に特化し、適合しているのです。
約1万年前に突然、穀物を全栄養の50~60%も食べる食生活となったわけです。 糖質制限食に最適化された人体のシステムから見れば、とんでもなくバランスの悪い食生活を、農耕開始以降の人類は強いられてきたと言えるわけです。
体内で必要なブドウ糖は、不足しないようにアミノ酸・乳酸・グリセロールなどから、「糖新生」という仕組みによって肝臓で作り出してまかなえるため、食物から摂取する必要はないのです。 ブドウ糖のほかコレステロールも体内で作ることができます。
人類の進化の過程を紐解けば、おのずと、人体に適した食生活が解明できるということでしょうか。
なかなか説得力のある説です。
参照