チョコレートなどのOEMを行っている平塚製菓さんが、東京都小笠原村の母島で収穫されたカカオを使ってチョコレートの試作に成功した物語です。
2011年、本格的にカカオの栽培がスタートする。1000粒の種を植えて、そのうち167本が発芽。 しかし、それもすぐにダメになったそうだ。
土の中に空気を入れたり、ビニールハウス内にカーテンを設置して日陰ができるようにしたり、さまざまな試行錯誤の結果、2013年にカカオの実ができた。 そして、2015年3月に母島で収穫されたカカオを使ってチョコレートを試作した。
カカオの木は年間5000個の花を咲かせるが、そのうち実になるのは50~70個ほど。
これはもう、信念といいますか、使命感でしょうね。
生産者の方の苦労を思うと、頭が下がります。
製品化の暁には、絶対に味わってみることにしましょう!
参照
東京産のチョコはいかが? 平塚製菓の面白い試み - ITmedia ビジネスオンライン
純国産チョコレート製造に向け、石垣島でカカオ栽培、ロイズコンフェクトさん
伊豆の温泉を利用して国産カカオを栽培「ショコラティエ オウルージュ」さん(静岡県)