脱水症状にならないための、水の飲み方についてです。

水の一気飲みに注意!1日にどれぐらい、どう飲めばいい?

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1日あたり約1~1.5Lの水を、一気に飲むのではなく、喉が乾いたらその都度少しずつ飲むことが重要です。

腎臓は加齢に伴い、体から水分を除去する能力を失いますので、1日を通じて少しずつ水分補給することが大切です。水、ジュース、サラダや果物を摂取することを推奨します。水分の多い食べ物から徐々に水分を補給するのが重要です。

失った水分が補給されないと急速に体液が減り、循環血液量の低下をきたします。循環血液量が減ると、血圧が下がるため、それを防止するために発汗が停止し、体温が上がってしまいます。

特にアスリートは、一気に大量の水分を補給して、運動による低ナトリウム血症(exercise-associated hyponatremia:EAH)をきたす危険があります。低ナトリウム血症は、血液中のナトリウムの量が低くなり、血液中の浸透圧が低下する現象です。すると、浸透圧の低い血液(細胞外)から細胞内に水が移動して細胞が膨らみ、脳の浮腫(むくみ)などをきたします。


脱水症状のメカニズムは、

  1. 水分が補給されない
  2. 血液量が低下する
  3. 血圧が下がる
  4. 血圧を上げるため、発汗が停止し、体温が上がってしまう

ということなんですね。


脱水症状に陥る、具体的なイメージがつかめたような気がします。

最近、暑いですから、気をつけたですね。


参照

水の一気飲みに注意!1日にどれぐらい、どう飲めばいい? - 日経トレンディネット

腎臓 - Wikipedia

循環血液量と血圧の関係 - 血圧を下げる方法とお勧めサプリのサイト

低ナトリウム血症 - Wikipedia