希少なホワイトカカオについての記事を見かけたので、調べてみました。
ホワイトカカオのチョコレートは、花の香が強く、まろやかでコクがあり、苦味が少ないのが特徴です。
ペールーで発見されたホワイトカカオは、遺伝学的にその遺伝子が純粋で、他の種との交雑がなく、非常に稀なものであることがわかったそうです。
100パーセント白い豆から作られたチョコレートは非常に高価です。
ホワイトカカオの実の中でも、3割から4割の豆のみが白い豆で、残りの6割から7割は、紫色の豆です。
白い豆は、渋味と酸味が少なく、驚くべきことに、そのまま食べることができます。普通のカカオ豆は、渋味や苦味が口に残り、絶対にそのままでは食べられません。
焙煎すると、普通のカカオ豆同様に、豆は茶色に変わります。ホワイトカカオから、ホワイトチョコレートができるわけではありません。
普通のカカオは、2000フィート(約600メートル)より高所では、成長しませんが、このホワイトカカオは、3500フィート(約1,000メートル)以上の高度で実をつけています。
山岳地帯の山奥で見つかるホワイトカカオ
ホワイトカカオに異常に興味が湧いてしまいました。一度、食べてみたい(笑)!
参照
Rare Cacao Beans Discovered in Peru - New York Times
Peru’s most exquisite white cacao beans - On the cocoa trail