吉野家は、牛丼の具を3カ月間毎日食べ続けた場合の身体への影響を調べた実験結果を発表しました。
「吉野家の牛丼の具」の長期連続摂取に関する研究について(PDF)
栄養分析の結果、たんぱく質、炭水化物、脂質、食塩について、2015年食事摂取基準で示されている1日の摂取基準を単純に3で割って求めた1食分の摂取量に対し、過剰になるような栄養成分はありません。
吉野家の牛丼の具の脂肪酸分析の結果、脂肪酸の半分は飽和脂肪酸(エネルギーになる脂肪酸)であり、残りのほぼ半分は、オレイン酸(オリーブオイルに多く含まれるオメガ9系脂肪酸で、LDL-コレステロールが下がるなどと言われています)であることが判っています。現代の食生活で過剰摂取が心配されているオメガ6系脂肪酸は、吉野家の牛丼の具にはほとんど含まれていません。
吉野家牛丼の不健康なイメージを払拭したいという切なる思いが伝わってきますね。
バランスのとれた食事が肝心なんだと思います。
参照
「吉野家の牛丼の具」の長期連続摂取に関する研究について(PDF) - 吉野家
吉野家の牛丼を3か月間毎日食べ続ける実験 結果は「問題なし」 - ライブドアニュース
飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸、どこが違う? - 財団法人日本食肉消費総合センター
HDLコレステロールとLDLコレステロールはどこが違う? - healthクリック